富士重工業は14日、日本流行色協会の「オートカラーアウォード2013」で同社のSUV(スポーツ用多目的車)「インプレッサXV」のデザートカーキ色(内装色はブラック)がグランプリを受賞したと発表した。
富士重は、外装のデザートカーキ色について、「ユニークでタフ、使い倒せる道具らしさを演出しながら、都市に映える色」としている。審査員は、「単一色ながら、立体感、豊かな表情を創出している」と評価した。
同社によると、デザートカーキ色は、XVの全9色のなかで、「サテンホワイトパール」、「タンジェリンオレンジパール」に次ぎ3番目に人気が高く、全体の約14%を占めているという。
オートカラーアウォードは、「いい車は色が美しい」をテーマに、優れた色彩の自動車デザインを表彰する制度で1998年から実施。富士重は3年連続7度目の受賞だが、グランプリは今回が初。