大手スーパー相次ぎ値下げ 消費「二極化」にどう立ち向かうか (1/4ページ)

2012.11.30 07:45

 大手スーパーのイトーヨーカ堂は29日、食料品や日用品など約1000品目の主力商品を12月1日から全国の店舗で10~40%値下げすると発表した。節約志向を強める消費者を取り込むためイオンや西友、ダイエーなど各社が相次いで値下げしており、これまで値下げ競争に一線を画してきたイトーヨーカ堂も参戦を余儀なくされた形だ。

 具体的には、大手メーカーなどナショナルブランドの売れ筋商品を平均で20%値下げ。例えば「日清フラワー小麦粉」(1キロ)を約20%引きの158円、「ヤマザキダブルソフト」(6枚)を約25%引きの148円、「花王アタック バイオジェル」(詰め替え用)を約14%引きの198円にする。来年1月以降の対象品目は今後見直す。

 年末の12月は小売業界にとって最大の書き入れ時とあって、値下げに踏み切ることで「消費者の購買意欲を刺激したい」(青木繁忠常務執行役員)と、各社に追随することを決めた。

質の良さを求める傾向も根強い

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