西友は13日、2013年の新規出店計画を発表した。東京都内の2店舗と兵庫県内の1店舗をはじめ、計約10店舗を目標に出店攻勢をかけ、同社が掲げる「EDLP(毎日低価格)」戦略で収益拡大を図りたい考えだ。
12年もすでに開業した3店舗に加え、新たに4店舗を出店し、計7店舗をオープンさせる。
13年の出店が確定した店舗は東京都江戸川区と板橋区、神戸市の各1店舗。12年は11月14日に「府中四谷店」(東京都府中市)をオープンし、22日に「籠原店」(埼玉県熊谷市)と「のぞみ野店」(大阪府和泉市)、12月6日に「取手駅前店」(茨城県取手市)の計4店舗を開く。
日本チェーンストア協会によると、全国スーパーの年間売上高は15年連続の前年割れと経営環境は厳しいが、同社の川野泉執行役員は「08年から米ウォールマートのEDLP戦略を本格展開し、09年以降の3年間は既存店の売上高はプラスを維持しており、この戦略は日本でも通用している」と強調した。