2012.7.30 05:00
IT関連機器販売の日本トラストテクノロジー(JTT、東京都台東区)は、タイムラプス(微速度撮影)機能を搭載したミニムービーカメラ「時をかける CHOBi CAM ONE(ちょびッカム ワン)」を発売した。同社の直販サイトで1台5980円。
JTTは、一風変わった写真が撮れるトイカメラの開発販売を手がけている。「ちょびッカム ワン」は消しゴムとほぼ同じ大きさだが、撮影間隔を2秒~1週間の間で設定し、空をあっという間に流れる雲や、交差点を高速で行き交う人々などの本格的な映像を撮影できる。
タイムラプス機能のほかに、通常のカメラとして広い範囲のワイド撮影や、遠近感を強調したコミカルな映像作りも可能。また、動く物に自動的に反応して撮影する機能を搭載し、防犯カメラとして使えるほか、録音・再生機能を使って簡易型のボイスレコーダーや音楽プレーヤーとしても利用できる。
本体は一眼レフカメラ風のデザインで、大きさは52ミリ×33ミリ×34ミリ。USBケーブルでパソコンと接続して充電し、撮影画像は本体にマイクロSDカードを差して記録する。静止画解像度は最大で4096×3072ピクセル。
同社は「動画サイトに投稿するコンテンツの制作や、ドライブレコーダーなどとして手軽に使ってほしい」とPR。発売後3カ月で3000個の販売を目指す。