ホンダは17日、排気量50ccの原付バイク「スーパーカブ50」を54年ぶりに全面改良して25日に発売すると発表した。
国内生産から中国生産に切り替え、部品調達も中国で行うことで効率化を図り、価格を従来モデルより4万8300円引き下げ、18万7950円とした。年間販売目標は1万5000台。
エンジンの摩擦を低減することで高効率化を図り、発進と変速でそれぞれ独立したクラッチ機構を備えた「2段クラッチシステム」を同モデルに初めて採用した。
車体は、ホイールベースを3.5センチ延長し、荷物を後部に載せた場合でも安定した走行ができるようにした。