NECPCがパソコン7機種45モデル投入 テレビ視聴や節電機能を充実

2012.5.8 16:30

 NECパーソナルコンピュータは8日、個人向けパソコンの新機種7タイプ45モデルを発表した。10日から順次発売する。デスクトップパソコン「バリュースター」は、ロンドン五輪の視聴を念頭にテレビ機能を大幅に充実、ノートPC「ラヴィ」は電力会社の「でんき予報」と連動したバッテリー切り替えなどの節電機能を搭載した。

 上位機種で23型ワイド液晶画面の「バリュースターW」(29日発売、想定価格20~25万円)は、電源を入れ2秒でテレビ視聴が可能。地上デジタルチューナーを3基搭載しており、テレビを見ながら別のPCなどに裏番組を配信し、同時に別番組をHDD(ハードディスク駆動装置、3テラバイト内蔵)に録画するといった使い方ができる。

 また、独自の映像補正回路やヤマハの音声サラウンドシステムで、視聴の質を向上。放送画面の横に「ツイッター」のウインドウを表示して全国の視聴者と“感動を共有”する機能も備えており、会見で高塚栄社長は「テレビの楽しみ方を再定義するPCだ」と胸を張った。