有名ラーメン店「ちゃぶ屋」を経営する人気ラーメン職人の森住康二氏(45)が26日までに、自らのブログで会社が破産状態に陥ったことを明かした。(夕刊フジ)
活躍ぶりとルックスから“ラーメン界のイチロー”と呼ばれ、香港・マカオ版ミシュランガイドで星獲得の快挙をなし遂げた森住氏。正統派のラーメンでファンを増やした人気職人に何があったのか。
森住氏は公式ブログで24日、「この度、CHABUYA JAPAN株式会社が破産状態に至りましたことに伴いまして、ちゃぶ屋の営業を再開することができなくなりましたことをご報告並びに心より深くお詫び申し上げます」と報告した。
16歳からホテルのレストランでフランス料理を学んだ同氏は、29歳で東京・新三河島に「柳麺ちゃぶ屋」をオープン。当初は客が1日5人という惨状ながら味の評価が口コミで広がり、3年で1日500人が訪れる人気店に。コクのあるしょう油スープ、喉越しのよい麺の正統派ラーメンがファンに支持された。
(次ページ)拡大路線…資金繰り困難の噂が絶えず