ソーシャルゲーム「Mobage(モバゲー)」を運営するDeNAは30日、ウォルト・ディズニー・ジャパンと業務提携し、ディズニーのキャラクターなどを使ったソーシャルゲームを国内外で展開すると発表した。まず3作品を配信し、新たな提携作品も今後検討する。
当面展開するのはミッキーマウスなどの人気キャラクターのゲーム2作品と、スパイダーマンなどディズニー傘下のコミック出版「マーベル」のキャラクターが登場するソーシャルゲーム。既に国内で1作品の提供を始めており、7月からは欧米や中国、韓国向けに順次広げる。
ディズニーは、今回の提携で20~30代の女性をターゲットとしたスマートフォン(高機能携帯電話)向けサービスを充実させ、ゲーム内のイベントをテーマパークや映画など他事業との連動も図って相乗効果を狙う。
DeNAはモバゲーの女性会員増につなげるとともに、ディズニーの世界的なキャラクターを活用して海外展開を加速させる考え。守安功社長は「海外市場を開拓するキラーコンテンツとなる」としている。