リクルートは13日、インターネットを使用した結婚仲介事業に参入すると発表した。会員登録した男女に異性を紹介するサービス「TwinCue(ツインキュ)」を14日から始める。婚姻組数が減少傾向にある一方で独身者の結婚願望は高いことに注目。SNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)に近い感覚の独自システムで20~30代に訴求する。
ツインキュは、これまで一般的だった年収や学歴、身長に加えて、140項目の問いに対する答えから診断した、物事への価値観が合うか合わないかに基づいて異性を紹介する。
質問は「旅行の際には、多少無理をしてもいろいろなところを回りたい」「行列に並ぶのは苦にならない」など多岐にわたり、結果から6つの価値判断のレベルをレーダーチャートで表示。チャートの形が近い異性同士をコンピューターが自動で導き出し、それぞれに紹介する。同社によると、価値観の診断結果に基づいて自動で仲介するシステムは、国内では初めて。