ソフトバンクモバイルは20日、最大で下り毎秒110メガビットの高速データ通信が利用できるサービス「ソフトバンク4G」を24日から提供開始すると発表した。
2.5ギガヘルツ帯を使用する広帯域移動無線アクセスシステム「XGP」をウィルコムから引き継いで高度化させた「AXGP」を利用する。対応エリアは、3月末時点で東京23区のほか、さいたま、千葉、横浜、川崎、札幌、名古屋、大阪、神戸、福岡、北九州の各市とその周辺とする。その1年後には全国の政令指定都市の人口カバー率を99%まで拡大する予定。
対応端末としては、「ソフトバンク4G」と「ULTRA SPEED」の2つのエリアで下り最大76メガビット通信ができるモバイルWi-Fiルーター「ULTRA WiFi 4G SoftBank 101SI」(セイコーインスツル製)を24日から販売開始する。当面の端末はこれだけであり、毎秒110メガビットの通信は、新端末待ちとなる。