マツダは16日、新型SUV(スポーツ用多目的車)「CX-5」を発売した。同社が開発を進めてきた次世代環境車技術「スカイアクティブ」を採用したエンジン、ボディー、シャシーなどでフルに活用した。ガソリンエンジンとディーゼルエンジンを用意し、特にディーゼル車は国内SUVとしては最高の燃費性能を実現している。
マツダがディーゼル車を発売するのは7年ぶり。国内では現在ディーゼル乗用車は4車種に限定されているが、競合車種に比べ50万円程度安い258万円からに設定し、ディーゼル車市場の拡大を目指す。
ディーゼル車は排気量2200ccで、2つのターボ(過給器)を搭載。軽油1リットルあたり18・6キロを走行する低燃費と、4000ccガソリンエンジン車並の力強い走りを両立させた。
ガソリン車は排気量2000ccで燃費は16・0キロ。価格は205万円から。