新型変速機で中型最高級リッター20キロ マツダ「アクセラ」発売

2011.9.27 13:15

マツダの新型「アクセラ」

マツダの新型「アクセラ」【拡大】

 マツダは27日、新開発の6速自動変速機「スカイアクティブドライブ」を搭載した新型中型車「アクセラ」を発売した。新変速機の搭載車は、4ドアハッチバック2モデルとセダン2モデルの計4モデル。6月に発売した「デミオ」に続き、新開発の低燃費ガソリンエンジン「スカイアクティブエンジン」も採用した。全モデルで月2000台の販売が目標。

 新型変速機は、従来の5速から6速に段数を増やしたうえで、クラッチを完全に連結させる「ロックアップ」走行の割合を従来の49%から82%に高めた。オイルを媒介して滑るような状態でつながっている割合を低くすることで、動力を効率的に伝達でき、燃費改善につながる。また、手動変速機のようなダイレクトで力強い加速も楽しめる。燃料の燃焼効率を高めたスカイアクティブエンジンの採用も合わせ、燃費は1リットル当たり従来基準で最高20キロを達成。排気量2000ccクラスでトップクラスの性能を実現した。新変速機搭載モデルの価格は190万~215万円。