日テレ羽鳥アナ、ライバル番組“電撃移籍” テレビ局の厳しい台所事情

2011.1.27 21:18

羽鳥慎一アナウンサー

羽鳥慎一アナウンサー【拡大】

  • 鳥越俊太郎氏

 3月末で日本テレビを退社する羽鳥慎一アナウンサー(39)が4月からテレビ朝日の朝の情報番組に“電撃移籍”する。フリーになってすぐに、ライバル番組に登場するのは、いわば“禁じ手”だが、各局ともそれほど台所事情は厳しいようだ。(夕刊フジ)

 日本テレビ系「ズームイン!! SUPER」(月~金曜午前5時20分)の顔を務めてきた羽鳥アナは、3月いっぱいで退社。同局では代わって、「ZIP!」(月~金曜午前5時50分)をスタートさせ、好感度タレントの関根麻里(26)とイケメンアナを抜擢する。

 で、羽鳥アナの行く先は、といえばすでにライバル番組に内定中なのだという。

 「テレビ朝日系の『スーパーモーニング』(月~金曜午前8時)も、レギュラー陣を大幅に入れ替えて、新たなタイトルでリニューアルする方向で話が進んでいる。がんを克服した鳥越俊太郎も勇退する意向で、残るのは朝日放送の局アナ出身のフリーアナ、赤江珠緒だけになりそうだ」(局関係者)

 日テレ、テレ朝以外の民放でも、春に向けレギュラー陣のテコ入れが検討されている。原因はNHKにある。

 「昨年春から始まったNHKの朝の情報番組『あさイチ』(月~金曜午前8時15分)が民放を食って、軒並み10%以上の視聴率を取っている。有働由美子アナ、V6の井ノ原快彦らの軽妙な司会や、40~50代の主婦に的を絞ったセックスレス特集など柔軟な編成が当たった。各局とも打倒NHKシフトを敷いている」(放送作家)

 4月の朝、チャンネルを合わせると、一瞬どこの局か戸惑う事態になりそうだ。